スーツを新調したのにあわせて、最近ネクタイも購入しました。
しかし、普段ネクタイを装備していないことに加え、学者くらいしかネクタイをしている人と会うことがない生活なので、なかなか選別のきっかけとなるイメージが湧きません。

・・・・・・ど、どんなのがいいんでしょ。

と、まぁ結局は好みになるので、実際にあれこれ見て選ぶしかないのです。
しかないのですが、ネクタイ売り場の

「うじゃぁあ～～～っ、わらわらわら～～～」

っていうネクタイの並んでいる姿を見たら、ほぼ戦意を喪失します。

こ、これはないな～。たぶん。
こ、これはない・・・・・・と思う。
こ、これはいい・・・・・・のか？
こ、これは・・・・・・悪くない気がする。
いや、さっきのは、やっぱり。
待てよ、こっちの方も。。。

・・・・・・わ、わからん。
ゆっくり検討したい。

ということで、ネットで見てみることに。
これなら、一つ一つ、結ばれたネクタイを見ながら検討できるので、イメージし易くて便利。
しかも、そもそもあまり出番がないことが前提となっていたので、安いネクタイしか持っていませんでした。
しかし、もう年齢が年齢なので、使用頻度はそうはいかないはず。
ということで、不況真っ只中に円高とのせめぎ合いで、ちょっと奮発しました。

まず、ターゲットにしたのはチェスターバリー。
礼服着用の際に用いるネクタイとして買い与えられていたのがチェスターバリーで、印象が良かったので、見てみました。

・・・・・・あるじゃん！これいい！

というのが、すぐに見つかる見つかる。
といっても、ブランド全般で好みに合致するものばかりというわけではないのですが、自分好みのネクタイが見つかりました。
チェスターバリー自体は、あまり店頭での取り扱いがなされていないらしいので、まさにネットさまさまでした。
定価と思われる値段よりずっと安く買えましたし。
さらに、実際に、届いてみると、明らかに作りやら生地の感じが良質でした。
実質的に良いブランドだと思うんですけど、日本じゃあまり流行らないんですかね～。
嬉しいような、寂しいような。

あと、アクセント的なチェック柄も好きなので、ロキャロンのチェック柄ネクタイを購入。
今年は何でチェック柄が流行ったかな～。
流行とは適度な位置関係で服は着ていたいんだけど、好きなものは仕方ないし、流行にだって都合はあるのだから仕方ない。
流行のお陰で購入し易いという恩恵は、受けているんだろうしなー。
なんにしても、ネクタイって個性が出るよなぁ。

ちなみに、商品が届いてみたら、
「おい！ネットの写真は光を当てすぎだぞ。実際はそんなに明るい色じゃないじゃないか」
というのも、ありました。
ありましたが、それはそれで良かったので、問題なし。
ネットのデメリットもちゃんと享受しておりましたとさ。

事故加害者がネット上にショップを開いているらしい。
会社をクビにならず、働いていながら。

誰がどういう商売をしようと自由であって、それは事故加害者であっても同じこと。
しかし、給与を得ておきながら、事故後に商売を始めるという点に反省の色を見出すことはできない。
商売と事故に直接の関係はなくとも、大人しく反省しているとは到底考えられないし、許されない。

某巨大掲示板に事故のニュース記事のURLとショップのURLだけを載せて、展開を待ってみようかとも思った。
けれど、あまりに幼稚な発想であるし、何より、グレーな行為でリスクを賭けるほどのショップでもない。
素人の僕が見ても商売を舐めきっているショップで、それはつまり人格をうかがい知ることができる。
故人も遺族も、きっと舐められている。

検察官の起訴における判断要素として、遺族の感情を考慮するようになっている。
遺族を代表する立場にある故人の夫は、警察の事情聴取でサインをした。
寛大な処分をお願いします、と。

優しい人柄ゆえに仕方がないといった美談ではない。
他の親族を理不尽に怒鳴って批判することで、自分がさぞ愛情深く妻を想っていたかの如く振舞っていた先がこれだ。
どうやら警察相手に善人を演じたかったらしい。

躾の無さに加え、無教養な人物は、少なくとも２代先まで迷惑や被害を与えるようだ。
関係が近ければ近いほど被害は甚大。
そして、その責任はその１代前に遡る。
ご先祖さまは極めて愚かな人物を残して逝かれてしまった。

一生懸命にオブラートに包んで書いたつもりだけれども、このような暴言を書く自分は、躾の無い無教養な人物であり、極めて愚かであると思われるかもしれない。
しかし、その責任は１代前には遡らず、全て自分にある。
ただ、このような自分であることと、愚行を覆すことができないという点において、本当に本当に祖母に申し訳ない。