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見たくない世界は聞こえないふりで過ごし、言わないふりをして。
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先に書いておきます、政治ネタです。

自民党政権時代にごそごそ批判的政治ネタを書いていたこともあって、熱烈な民主党支持者だと思われるようなことが仮にあれば、それは不本意なので、ひさびさに政治ネタを書くことにします。

まず、偏見を取っ払って頂くために記載しておくと、特定の支持政党はありません。
いわゆる無党派層に分類されるかと思います。
そのため、投票時期は明らかにしませんが、自民党に票を投じたこともあれば、民主党もあるし、それ以外の政党にもあります。
ちなみに、数年前に新聞社が実施していた、考え方が最も近い政党チェックでは、新党日本でした。
そういうこともあって、恐らく左右の分類を問い詰められるならば、いわゆる中道左派に分類される可能性が高いです。
もっとも、それは単なる一側面でしかないともいえるでしょうけれども。

そんな中道左派であるが故なのか、皇族としての天皇については、ほぼ崇敬の念はありません。
(よりによって、何で今日書いているのか?おめでとうございます。)
しかしながら、皇族としての天皇というのがミソで、今上天皇のことは人として好きです。
なぜなら、あれだけ人として勘違いさせるには十分な扱いを受けていながら、それに乗じることなく、謙虚でおられる姿というのは、立派という言葉に尽きるからです。
さらに、その謙虚さに伴う知的さも理由の一つにあげられるでしょう。
いずれにせよ、人としては好きなのです。
なので、最近話題の1ヶ月ルールとやらは、皇族という権威に対する話としては、個人的には論点になり得ていません。
また、一ヶ月ルールの制定経緯を考えた時、好きな人の体調を心配するという気持ちがないわけではないですが、そういう立場である以上、やむを得ない面もあるのではないか、として、これまた論点になり得ません。
ただし、日本の象徴としての天皇という側面からは、思うところがあります。

一ヶ月ルールは厳格に適用されて、大小の国を分け隔てなく皇室は接してきたとのこと。
それはつまり、日本の象徴は大小の国を分け隔てなく接してきたということであり、日本の姿として、そのような方針でいたということになります。
これは日本人として、極めて誇れることであって、これを崩したということは、非常に情けないことだと思うのです。
もちろん、実利を重視して、大小の国を分け隔てることも厭わない選択をすることが理想の国家であるといえば、一ヶ月ルールと象徴の関係は論点になり得ないわけですが、個人的には好きではありません。
・・・・・・余談ですが、横須賀の某議員と言っていることが重なるので、その点は大いに不本意です。

さて、それでは次に、具体的な民主党の政策について書いていくこととします。

まず、外国人参政権の噂が飛び交っていますが、反対です。
認めるための説得力ある根拠が見当たりません。
この辺はもしかすると、中道左派っぽくないところかもしれません。
ですが、新党日本は国籍法の新しい法案を反対していたことを考えると、なかなか中道左派っていうのは、よくわからないところでもあります。
国籍法の新しい法案は民主党はおろか、自民党までもが支持していたのですから。
最近、民主党に票を投じた人に責任追及するかのような文言を目にすることがありますが、この件について自民党支持者はどう落とし前をつけるのでしょうか?
また、民主党は政権奪取後はさらに新しい法案によって、脆弱な点を補強すると言っていたわけですが、いつになったらやるのでしょうか??

次に、基地移転の問題ですね。
防衛力を自前で調達しない以上は、同盟が重要なのは明らかです。
なので、両方を拒むあり方はないものと思われます。
もちろん、沖縄の状況を変えるということも、住民が納得していない以上、とても重要なことです。
そういう意味では段階的に変えていかざるを得ないし、そういう方針をとるべきではないか、と思うのです。
一方で、日本は基地内の環境調査権がないままに平然としているような国家なのですから、今回の首相の迷いというのは、段階的に変えていく交渉の余地を引き出したものと評価できるのではないでしょうか。
ただ、大きな問題なのは、その先のビジョンが首相には見えていなさそうだ、ということです。
これでは、総合的に良い評価とすることはできません。

最後に、税制などの経済的政策について、です。
日銀が絡むような経済学バリバリの政策については、語れるほどの知識を持ち合わせていないので、割愛させて貰います。
ここでは、高速道路無料やら、ガソリン税などを念頭に置いています。

当初から心配されていた財源の問題に直面して、結局、反故に等しい結果となりつつあります。
しかし、そこには、政権交代前の経済状況の悪化による税収の落ち込みもあることから、一概に批判し切れるものではないとも思っています。
さらに、新しい政策を打ち出す上で、予想に反することも当然にあり得るものです。
ここでいう予想とは、民主党側の予想のことです。
そのため、新しい政策がままならないことも、努力の上で至る結果ならば、受け入れるべきことではないでしょうか。
生活を改良されるような政策を打ち出さないよりも、よほどマシであるし、議論を重ねて変更を伴いつつ実行に移していくことこそが議院としての本来的にあるべき姿だとも思います。
ただ、少々頂けないのが、どの程度の予想に対して反していたのか、まったく見えて来ない点です。
ちゃんと、その辺りの分析をして、説明をしなければ、ますますマニフェストとは何なのか、意味をなさないものであることを証明するだけです。
しかし、このマニフェストというものは、そもそも不審な点を抱えたものではないでしょうか。

先日、櫻井よしこさんの「親米ではなく親中へと方針転換をすることについて、国民が期待していないことをやっていくのは問題がある」という趣旨の発言を耳にしました。
一瞬、なるほど、と思ったのですが、よくよく考えるとマニフェスト選挙では、怪しい理屈です。
投票をする上で、その党のすべての政策に合致して投票する人は、ほとんどいないでしょう。
となると、少なくとも何らかのマニフェストの内容とは不一致な票が投じられているわけで、その不一致は国民が期待している政策だとはいえないわけです。
すると、その政策は国民が期待していないからやるべきではないということになりますが、それはつまり、マニフェストに違反が出てきてしまうということになります。
結局、マニフェストというのは参考程度に留めておかなければ、国民が期待していないこともできてしまうことになりかねません。
しかし、参考程度に留めるマニフェストというのは、果たして意味があるのでしょうか?
そう考えていくと、民主党のマニフェストと現状の政策との乖離は、今のところ出きる限りのところで決着していっているといえるのではないでしょうか。
もちろん、これで満足して良いものとはいえません。
そこで、野党の登場となるのですが。。。

自民党は脆弱な野党ですね。
それだけ追い込まれたということでもあるのでしょうが、いま離党する輩がいるなんて、思想の欠片もない輩に映って仕方がありません。
結局、自民党とは、そういう集団でもあったということは事実なのだと思うのです。
つまり、与党であるからこその自民党と表現できるでしょうか。
これは恐らく、現在の民主党でも、いずれ同じ事態が到来する可能性が大きくありそうですが、いずれにせよ、脆弱な野党の前に健全な与党はないでしょう。
そういう意味で、野党第一党の自民党には、気合を入れて貰いたいなと思います。
そして、与党も野党も離党する輩の見込みの数だけ、議員定数を削減して欲しいと思うのですが、それはまた別の話ですね。

一度の革命よりも、数度の政権交代。

誰の言葉だか忘れてしまいましたが、より良い社会を目指すには、政権交代そのものは否定すべきものではないですし、当然にまた政権交代が複数回繰り返されても良いと個人的には思っています。
ただ、経済的効率性の観点からは、国民の納得している状況における独裁政治がベストなもののようですから、そういう意味では今までの自民党政治が発揮してきた利点は欠けることになってしまいますが。

しっかし、ちょいと思想を露骨に出し過ぎたかなぁ。。。
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小柄。
可愛い系。
小走りが得意。
早起きな生活。
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高いところは苦手。
でも、高いところへ行きたがる。
意外とベジタリアン。
昼寝は頻繁。
口癖は「きゃん」。

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