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見たくない世界は聞こえないふりで過ごし、言わないふりをして。
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沖縄の米兵によるいわゆる暴行事件は、不起訴という結論に至ったらしい。あれは強姦だったのか否かということもわからないままに。しかし、それは被害者保護という法制度の観点からは当然にありうる展開であって、それ自体についてとやかく言うつもりはない。気になるのは、それに対する世間という名の反応だ。

世間と呼ばれるフィールドには色んな意見があって良いとは思う。しかし、どうにも「お金目当て」だったんじゃないかという意見には理解し難い違和感がある。

まず、理屈的な問題。
金銭目的と言う以上は、その前提として、「自分は被害を疑わせる程度(又はそれ以上)の危険を冒すことが平気だ」という考えが存在する必要がある。本気だろうか。
又は、「自分はそんな危険は嫌だけれど、世の中には金目的ならどんなことでもやるやつはいる」と考えているのだろうか。本気か。確かに、どんなことでもする人はいるのかもしれない。しかし、未成年であって、物理的な力も強い米兵が相手にもかかわらず、被害を訴えている方を根拠なしで疑っているということが、下世話な“世の中”作りに加担していることに気づいてないのだろうか。満員電車などの証明困難な場所による、金銭目的の痴漢の冤罪とは、事例があまりに違う。実行に伴う被害者側の背負う危険が大き過ぎる。もちろんながら、根拠があるならばともかく、痴漢の事件だと根拠無しで金銭目的を疑って良いという理屈ではない。無罪推定の原則の裏が金銭目的の疑いであってもならない。

次に、思考の浅さ。
金銭目的を疑う行為は、この事件以外にも散見されている。薬害C型肝炎訴訟でも、同様の意見があったらしい。生活の全てが裁判に持っていかれ、一銭の得にもならないにもかかわらず、市民に理解を求める運動をしている方々に、どうして言えるのだろうか。想像力の欠如も甚だしい。そして、立場上書くことが許されない事件についても、金銭目的の疑われる意見が出ているという話も聞いている。このことから考えると、恐らく自分の把握していないものについても、金銭目的を疑われてしまっている事件は多々あるのだろう。白い巨塔でも、類似のシーンがあったが、悲しいまでに現実に忠実な形で演出されたのだろう。とりあえず金銭目的だと疑うその姿勢は、あまりに滑稽で物悲しい。

根拠なく金銭目的を疑うなど、極めて貧困な発想としか言いようがない。それとも、金銭目的だと考えない自分があまりに世間知らずなのか。それどころか、そもそもこのような意見に反論すること自体が無意味であるとわかっていない世間知らずということになるのだろうか。しかし、たとえ少数であったとしても、このような意見によって無駄に傷ついている人たちがいるというのは確かであって、これらを無視している人のことをまずは世間知らずと言うはずである。
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なんだか暗い話が凄く書きやすいような気がするのだけれども、自分の生活に明るい話が特別ない以上、仕方ないのかな。・・・・・・性格の問題?自分が未成熟だから?
ということで、今回は前ブログのような内容です。


沖縄の事件について思うのは、どう考えても米兵に責任があるということ。未成年に声をかけ、性的目的で近寄っているのであるから、批難を免れることはありえない。ましてや、力ずくであるとすれば、なおさらに。

一方で、声をかけられてついて行った被害者の行動も不審。しかし、重要なのは被害者に対する責任を問うという意味で不審ということなのではなくて、周囲の責任を問わなければならないという意味で不審なのだ。なぜなら、被害者は中学生。「中学生ともなれば、自分で判断できる(しなければならない)」なんていう発想は、一人前に憧れる中学生の無知に乗じた、大人の責任回避に基づくものに過ぎない。繰り返されている事件だと言うのであれば、その罪は一層重い。

同様の理屈が最近、別の話でも当てはまるように思える。
民法の成年年齢の引き下げ問題だ。

現行民法では、年齢20歳をもって成年とされている。これを18歳にしようという話なのだ。もう18歳にもなれば大人だという抽象的な印象を持っていたとしても、実質的にそういえるのだろうか。成年ということを具体的に考えるならば、契約責任を負わせるべき年齢だと考えてみるのが手っ取り早い。詐欺めいた商法などの被害も、詐欺だと認められない以上は負わなければならなくなる。20歳になった途端、怪しい葉書が届いたり、電話がかかってきたりするのは、このためだ。そして、詐欺がなくならないのは、現在の成年といわれる年齢に達している人でさえも引っかかるからだ。それを踏まえた上で、一人暮らしの経験さえ無いに等しい大多数の18歳だけが引っかからないと考えるのは難しいし、より騙され易い対象が増えるとも考えられる。

これに対し、社会的責任の自覚を芽生えさせるという利点を見出す話もあるが、20歳が遅いという理屈にはならず、わざわざ早める意味を見出せない。また、国際社会においては18歳が多いという話も、文化や生活を異にするのに、同調する必要性はない。そして、こんなに弱い利点で議論をなそうとする背景には、上記の一人前に憧れる無知に乗じた責任回避があるのではないかと考えられる。もっとも、刑事事件ではあるものの、女優である三田さんの息子の事件のように、あの年齢になっても親の責任云々として話が出てくるのは、もはや行き過ぎだとも思う。しかしながら、積極的な理由がないのに、成年年齢をわざわざ早めるのは、成年と呼ばれている人たちによる責任回避ではないか。それとも、三田親子のように年齢不問で親の責任を負い続ける覚悟をもって議論しているのだろうか。ここで言う責任とは、騙された後の援助といった事後的な責任よりは、事前的に対処しうる能力を身に付けさせる責任のことである。

恐らく、成年で法律違反をしたことのない人がいないことからすると、完璧な躾をなすことができる人もいないのではないか。そうであるならば、事前的に対処しうる能力を身に付けさせる責任を取り続けるというのは、非現実的だといえるだろう。完璧な躾ができない自己の未成熟さを棚にあげて、憧れに同調する理屈は稚拙であるとしかいえない。
チョコレートが好きです。甘党です。

甘党のイメージとは反するお酒も、人並み以上に飲めます。でも、お酒自体はそんなに強く飲みたいとは思わないからか、チョコレートをあてに飲むとなると、チョコレートばかりが減ってしまいます。やはり甘党です。

甘党ですが、その中でもチョコレートは格別。数粒でお札が飛んでいくようなチョコレートも、惜しみながらも即座になくなります。冗談として成立する量がなくなります。もったいないな、自分。

そんな甘党改め、チョコレー党が思うのは、バレンタインの後はチョコレートを買いにくいということ。

チョコレートには常習性があるのか、普段食べていないとそんなに欲しくはならないのに、バレンタインなどを契機に食べると、また食べたくなる。チョコレートブームの到来。でも、バレンタイン後だと、買うにあたって存在しているのが、男としてのくだらない見栄。

「も、貰ってないわけじゃないんだからねっ」や「も、貰ってないけど、そんなのあなたには別に関係ないじゃないっ」という話。「関係なくないわ。だって、私が・・・・・・」とかレジで言われてみたい。

口調はなんとなく。妄想終わり。

一方で、男はバレンタインの前の方が買いにくいという話を聞いたことがあります。確かに、チョコレート売り場は普段以上に独特の雰囲気を醸し出していることは間違いないです。しかし、男がバレンタインデーでチョコレートを人にあげるということは、あまり考えられることではない以上、バレンタインの前にチョコレートを買うのは自分のためだといえます。とすれば、チョコレートを貰える可能性の高い2月14日以前に買うということは、貰っている貰っていないということとは関係なく、見栄との衝突を回避できるといえるのです。

非常にくだらない話。でも、男にとっては結構真剣。

本当はもっと真剣に考えなくてはならないことがある。チョコレートが好きなら特に。そして、性別関係なくバレンタインデーを楽しんだ人なら絶対に。特別な行動をしなくても、知るだけでも、考えるだけでも、バレンタインデーがそのきっかけ作りという役割を担えば、世界は少しでも変わるはず。チョコレートが好きだという発言が無教養な発言ではなくなっていくはず。

チョコレートが、好きです。

ILO駐日事務所 児童労働
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/ipec/facts/sectorial/agricult/05.htm
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小柄。
可愛い系。
小走りが得意。
早起きな生活。
日向ぼっこが好き。
高いところは苦手。
でも、高いところへ行きたがる。
意外とベジタリアン。
昼寝は頻繁。
口癖は「きゃん」。

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